◆12月4日(水)
今回の正信偈についてのお話は、天親菩薩(世親、ヴァスバンドゥ)について。
天親は龍樹菩薩から200年後に北インドに生まれ、伝統的な仏教の優秀な僧侶として修行されていました。天親の実兄で僧侶の無著は、一部の優秀な人だけでなく多くの人々も一緒に仏になる大乗仏教を大切にしていました。天親は兄から大乗の教えを学び、今まで学んでいた一切は有るの仏教から、一切は無いの仏教に移って多くのお経の解説を説き広めました。天親菩薩が仏説無量寿経の受け止めを著されたのが『浄土論』です。
12月の法語
貴方の感じられている虚しさこそ 真実の世界への強烈な憧れなのです -米澤英雄-
について、短い文章をみなさんで読みました。 虚しさを感じるとはどういうことか、死について思っている事など、色々なお話が出ました。
◆1月20日(月)
正信偈については前回に引き続き、天親菩薩についてのお話でした。多くの人と一緒に救われていく阿弥陀様の教えに出会われた天親の考える『回向』は、私が亡くなった人の為にするのではなく、阿弥陀様から私たちに向けられているというものです。亡くなった方は仏となって、私たちの側に来て下さるというお話でした。
表紙の言葉
宗教とは 生死を貫く まこと一つの教え -中西智海-
表紙の言葉についての文章を読みました。清沢満之師の『死もまた我らなり』という言葉の通り、生だけという人はいません。死んだらお終いとは思わないけれど、亡くなることは悲しい。亡くなった人の生きてきた姿が私たちにはたらきかけてくれるのではというお話がでました。
今年も法語カレンダーについて読んでいきます。カレンダー、冊子は、お寺に在庫がございます。欲しい方にはさしあげますのでお申し出下さい。