
9月21日にお彼岸の法要をしました。
皆さんで正信偈をお勧めした後、住職がお話をしました。浄土はなぜ西のほうにあると言われているのかと言うお話をしました。
浄土真宗で大切にしている三つの経典すべてに極楽浄土は西のほうにあると言うことが書かれております。西の方と言うのは、日が沈む場所であり、心を静かに定められる方向だと言われております。
逆に東のほうは、太陽が新たに生まれ出るところ、出発の場所、始まりの場所と言う印象が世界各地で伝承されています。
西は私たちが帰る場所、カラスが鳴いたら帰ろうと言われるような帰るべき場所として、西の極楽国土、楽しさの極み、清らかな国と言う場所がイメージされやすいということで、お釈迦様が西の方角を決めてくださったのであろうと、過去の仏教者たちは受け取ったわけです。
お彼岸と言う、年に2日だけ太陽が真東から出て真西に沈む日を境に、前後3日間で一週間かけて、心を集中させて、彼岸と呼ばれる極楽浄土のことを思いうかべようという期間として、お彼岸が大切にされてきました。
私たちも忙しい日々の中で少し心を落ち着けて、皆が帰ってゆける西方の美しい国のことを思い浮かべ、どんなものでも命を終わりがあるんだと思い、皆が帰れる場所があるから安心して生きていこうと教えを抱きながら生活を続けていただけたらと願っております。