2023 お盆(盂蘭盆会)について

浄土真宗のお盆

 お盆は仏教の行事の中でも最も有名な法要だと思います。各ご家庭でも、お内仏(御仏壇)の前に座り、ご家族でお勤めしていただければと思います。お花を替えて、灯明をつけて、香を焚いたら、両手を合わせて「南無阿弥陀仏」と念仏もうしましょう。

 お盆をご縁に亡き人に思いをはせてみてはいかがでしょうか。


お盆の由来

Q なぜやるの?

A 日常の心をひるがえし、教えをいただくためです。

Q いつですか?

A 『盂蘭盆経』には七月十五日にお勤めすると説かれています。日本では地域によって七月・八月と別れています。

Q どこでするの?

A お寺やお内仏(仏壇)の前でお勤めします。

Q 誰がするの?

A 『盂蘭盆経』では釈迦の弟子のモッガーラナ(目連)尊者が供養します。現実では私達がやります。

Q 何のためにするの?

A 真宗では仏様の教えをいただく為ですが、一般的には『盂蘭盆経』に説かれた方法で死後、餓鬼道に生まれた人を救うためです。

Q どうやるの?

A 真宗ではやる必要がありません。『盂蘭盆経』では百種の食物を修行者たちに召し上がってもらいます。一般的な仏教の考え方では、寺院維持の協力や僧侶への施しや、自分が生活の中でできる事をしていくことです。