当寺院でご法事マニュアルです。
注意!全国の寺院全てが当サイトのような調子で良い訳ではありません。菩提寺の住職に聞きましょう。
当寺院にご法事を頼みたい時、何をすれば良いかわからないという声を聞きましたのでお教えします。
ご法事を依頼される方へ 電話編
ポイント 名前を名乗る。
1.同姓の方もいますので、お住まいの地区と姓を言っていただけると助かります。
匿名で検討だけしたい方は名乗らなくてもかまいません。
どこの誰かを教えていただけると、過去帳を見てご自宅の場所やご命日がわかるので助かります。
例:「××市○○町の鈴木です」
2.法要の内容、ご希望のお日にち、お時間、場所を教えてください。時間や日にちの調整をいたします。
ポイント 希望を伝える
お寺の都合を聞いてから決めたいという方がいらっしゃいますが、「平日午後八時なら空いています」とお答えしても「土日は空いてないのですか?」と始まり、最後には時間から日時まで、しっかり決まっている方がおります。
始めから希望を言っていただけると助かります。
例:「1月10日に自宅で11時から七回忌法要をしたい」
「11月28日の午後二時から寺で四十九日がしたい」
場所も、時間も、日にちも決まっていないという方もいらっしゃいます。
何も決まっていなくても法事がしたいという希望を伝えていただければお話が進みます。
後述の細かい注意に書いてあるので参考にしてください。
希望の日に予定があいていない時は、対応できない事もありますのでご了承ください。
ポイント 決まった予定を自分でメモする
3.お寺の都合と、ご希望にそった日時を選んで終了です。
ご法事を依頼される方へ メール・ファクス編
1.同姓の方もいますので、お住まいの地区と姓を書いて下さい。
匿名で検討だけしたい方は名乗らなくてもかまいません。
どこの誰かを教えていただけると、過去帳を見てご自宅の場所やご命日がわかるので助かります。 例:「××市○○町の鈴木です」
2.法要の内容、ご希望のお日にち、お時間、場所を教えてください。時間や日にちの調整をいたします。
3.お寺の都合と、ご希望にそった日時を選んで終了です。
ポイント 記録に残る
メールやファックスはやりとりが記録に残りますので便利です。夜中でも発信できます。
以下コピペして使って下さい。2021/1/27改訂
住職様初めてメールいたします。
メールで失礼ではありますが、都合上メールで連絡を取らせていただきます。
依頼人ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
氏名:
住所(秘密OK):
連絡のとれる電話(必要):
宗泉寺との関係は 葬儀を頼んだ 法事を頼んだ 初めてだ
法要依頼--------------------
法要場所の名称:
法要場所の住所:
法要場所の電話番号:
誰の為の法事:
法名(なければ無記):
法要の内容:
第一希望日: 月 日 時
第二希望日: 月 日 時
第三希望日: 月 日 時
お忙しいとは存じておりますが、お返事いただけましたら幸いです。
ご不明な点やご質問がございましたら、お気軽にご連絡ください。
よろしくお願いいたします。
以上
細かい注意
日時について
参列の皆さんが集まりやすい日時でご法事をご計画下さい。
また食事などの希望から午前中に法要を終えたい方が多いようですが、遠方からご参詣の方のことを考えて午後に始める方も増えています。午後に始めても大丈夫です。
出席されるみなさんが集まりやすい日や時間を候補にあげていただき、お寺にご相談ください。
年回表、命日などはあくまで目安です。法事が命日の後になっても前になっても、問題はありません。
仏滅や友引などの日取りは、浄土真宗にはまったく関係がないものですので、気にする必要はありません。
地域によっては四十九日が三か月を過ぎてはいけないという風習があるようですが、気にしないようにしましょう。
それは「四十九が三月」「しじゅうくがみつき」「始終苦が身付き」「始終苦しみが身に付く」という忌み言葉から来ています。亡くなった方を嫌がる人が考えたダジャレです。
ご法事の会場・場所について
ご自宅、墓地や葬儀屋さんのホール、お寺の本堂、いずれを使っていただいても結構です。 食事の会場や墓前でお勤めすることもあります。
ご法事と同時に納骨をする時は、墓地の会場を借りられれば移動が少なくスムーズになります。
墓前でのご法事も可能ですが、風雨や暑さ寒さの対策として、会場を借りた屋内での法事をおすすめしています。
墓前でのご法事の場合、以前お伺いしていても管理事務所前や目印になる建物などのわかりやすい場所での待ち合わせをお願いいたします。
宗泉寺の本堂を使っていただく場合は使用料はいただいておりません。
その他
四十九日を頼まれる方で、納骨をご希望の方はお墓の場所と共に申し出て下さい。
ご法事で準備するもの・用意するものについて
持ってくる方が多いものをあげます。なくても法要はできます。
会場がお寺の本堂、ご自宅の場合の持ち物
法名軸
お葬儀の時お渡しした小さな掛け軸状のものです。故人様の法名やご命日が記してあります。
法名軸が無い場合は過去帳などお名前とご命日のわかるものをお持ちください。
お花(仏花)
切り花です。頻繁に一対ですかと聞かれるのですが、一束で結構です。「本堂でのご法事に使う」ということでお花屋さんに相談していただくとよいかと思います。
アレンジメントのかごに入ったものをお持ちになる方もあります。
棘のある植物はさけるといった事はありますが、お供えしますのでお持ち下さい。
お写真(遺影)
特に必要というわけではありませんが、お持ちいただいたときは、おかざりしてご法事をします。
おそなえ・お供物(おくもつ)
お菓子や果物が多いです。個人が好きだった物や手作りお菓子の事もあります。
肉魚は避けることが多いですが、お持ちの場合はおそなえします。
納骨がまだの方は御遺骨
特に必要というわけではありませんが、お持ちいただいたときは、おかざりしてご法事をします
墓前の場合の持ち物
事前に墓地のお掃除をしてください。
お花は新しいものをいけてください。
お線香をご準備ください。
ライターなど火種になる物(お線香のため)
ホールなど会場を借りる場合
前記の法名軸をお持ちください。その他に必要なものは、会場の担当者とご相談ください。
ご自宅の場合
お内仏をきれいにお掃除して下さい。
ご本尊(阿弥陀如来絵像)をおかけ下さい
新しいお花をいけてください。
個人様のお名前のわかるもの(法名軸・過去帳)を用意して下さい。