宗泉寺ラインにご登録を

 以前は住職個人のラインを公開しておりましたが、宗泉寺のラインを始めました。ご登録いただきますと毎月の法語を送っております。

 お寺からは大勢の方にメッセージをお出ししておりますが、お一人ずつのメッセージは個別のやりとりになりますので他の人に見られることはありません。

 ご法事の日程のご相談では、文字として記録に残りますので、何日と言ったか不安という事もありません。また、ご法事の持ち物も電話と違ってメモを取る必要がありませんので、聞き逃しがありません。

 さらに、写真でのやりとりも可能です。家のお仏壇の飾り方これでよいの? 仏壇に入っていたこれどうしたら良いの? など映像でやりとりが出来ます。

 電話をかけると相手も忙しい時間かもと心配になりますが、ラインなら夜中に思いついた事でも、お互いの手の空いている時にやりとりが出来ます。お気軽にお寺とやりとりしてください。

 友達登録した後、メッセージにてお名前をお送りいただけますと話が早くなります。

アントニオ猪木さんの言葉

 昨年の秋、プロレスラーのアントニオ猪木さん亡くなられました。彼が引退式で諳んじた言葉をご存知でしょうか。

この道を行けばどうなるものか、危ぶむなかれ。

危ぶめば道はなし。 踏み出せばその一足が道となる。

迷わず行けよ。 行けばわかるさ。

という名台詞です。世間では一休宗純の言葉と知られているそうですが、実は浄土真宗のお坊さんの詩に似たものがあります。

 愛知県碧南市にある西方寺の清沢満之の孫にあたる清沢哲夫という方が昭和二十六年に発表した著作『無常断章』に次の様な詩が掲載されています。

「道」

此の道を行けば どうなるのかと 危ぶむなかれ

危ぶめば 道はなし

ふみ出せば その一足が 道となる その一足が 道である

わからなくても 歩いて行け 行けば わかるよ

 清沢哲夫は西方寺の改革をしようと運動しましたが、今まで通りのお寺を求める門信徒と折り合いが悪くなり西方寺から出て行くことになります。この詩はその頃に書かれたもののようです。

 「不安に思うけれど新しい一歩を踏み出せよ。その一歩が道となる」と励ましてもらえる言葉です。

2021冬 後記

 御葬儀の縮小や御法事の中止も相次いだ戸惑いの日々も二年目になりました。

 自粛中に申し込んだ色々な講座も日増しに負担になってきました。

 一人学習は身に付かないものだと感じております。

 来年のカレンダーを新デザインの物にしてみました。評判を知りたいです。感想を是非お知らせ下さい。

 LINEの友だち登録もお待ちしております。

 いつまでも暑い日が続いておりましたが、急に寒くなって体調を崩している方も多いようです。

 皆様ご自愛下さい。

2021-12-30 | カテゴリー : 雑談 | 投稿者 : stan

『しょうゆさしの食いしん本スペシャル』

リイド社 スケラッコ著


 主人公がしょうゆさしの姿をしています。しょうゆさしが料理をしたり食事をするマンガです。内容は、いろんなお店での外食や、旅先で食べた名物、身近なお菓子やジャンクフード、手の込んだものから作りやすい家庭料理まで。フルカラーのぎっしりとしたマンガでかかれています。製麺機や生タコも出てくればスーパーのお総菜までと幅広さがすごい。

 この本に出ている料理で実際作った物は春巻きと挽肉入り焼き飯ぐらいなのですが、読むと今度これ食べたいなとか作りたいな、いつもの味を変えてみようかなと思えます。とにかく、食べたり作ったりしているしょうゆさしがとても楽しそうなのとリラックスした様子がいい感じです。

 たまに読みふけってしまい、買ってきた中華まんやスナック菓子を食べたくなってしまうこともありますが。この本、そのあたりの話題も大変充実しているので仕方がありません。

 旅行のパートだと広島のお好み焼き旅と伊勢うどんを食べる旅がとても楽しそうでおいしそうで、いつか本場に行って食べたいなと何度も読んでいます。

 このマンガは一人でも誰かと食べても、作っても買っても、何か食べるのって楽しいという気力を湧かせてくれると思います。

2021-12-30 | カテゴリー : 感想, 雑談 | 投稿者 : stan

福祉仏教入門講座に参加

 昨年から様々な研修がオンラインで受けられるようになり大変嬉しく思っております。

 特徴的だったのが仏教の新聞を発行している文化時報社が開いた「福祉仏教入門講座」でした。

 一人暮らしの方、障がい者の方、認知症の方など困っている人を支える手を増やすのに、お坊さんも良いかも?ということから始まったようです。

 さまざまな専門職の方のお話を聞きました。

 市民後見人や成年後見制度の仕組みや財産の取り扱いについて。

 自分が亡くなった後は、死後事務委任といって死後の儀式や埋葬をどのようにするのかを決めておく契約があるということ。障がい者の親が、死後にも子供の幸せを守りたいという「親なきあとの会」の紹介もありました。

 福祉士(困りごとのある人を支える仕事)の実例。病院内で傾聴をする僧侶など、一回一回が講師の半生をかけて積み重ねて来たことを九十分でお話しするので、とても専門的で難しいと思いました。

 私は後継のいない方の死後の墓守の相談をされた事もあり、何か参考になるのではと思って研修を受けました。

 お金の事はファイナンシャルプランナー、契約は行政書士、NPO法人などそれぞれ事案ごとの責任の重さからプロフェッショナルが務めているんだと改めて思いました。

 研修で印象に残った言葉は、「悩みのある方を自分で支えると思うと潰れてしまう。救急車になるのではなく、通報者になって下さい」という言葉が印象的でした。事故があったら人命救助はできなくても、救急車を呼ぶくらいだったらできるかもと思いました。

 困ったことのある門信徒の方を、それぞれの専門家につなげられたら良いなと思いました。

リモート法要 LINEお友達

 コロナウイルスが心配で直接会うことはできないが法要がしたい。他県から参列者が来れないという声を聞いております。

 スマートフォンをお使いならば宗泉寺とLINEでお友達になっていただければテレビ通話で法要を中継することができます。

 リモート法要だけでなく、質問や法要予約、画像の送受信もラインアプリでお答えできます。 住職としては行事や寺報の感想を教えて頂ければ励みになります。よろしければご登録下さい。

2021-09-27 | カテゴリー : 雑談 | 投稿者 : stan

図書貸し出しコーナーのご案内

 宗泉寺の玄関に図書貸し出しコーナーがあるのをご存知でしょうか?

 浄土真宗、カルト問題、グリーフケアなどに関連した本を無料、手続きなしで貸し出しています。貸し出しの期間も自由です。コミックやお経や説教のCDなどもあります。

 法要や行事でお参りのついでにでもご覧下さい。

 自分のお寺の教えがどんなものか知りたい方、ちょっと読んでみたいと思ったら是非借りてみて下さい。

 また、研修でお会いしたある先生が仰っていた、知ること学ぶこともグリーフケアになったという言葉が印象に残っています。

 本を読むことで、ものの見え方が変わることもあります。

2020-12-18 | カテゴリー : 感想, 雑談 | 投稿者 : stan

今年の夏とお盆の感想

釋尼光智

 八月でもマスクが手放せず、手洗いと消毒、換気が欠かせず、気軽に集まれないままで、時にため息をついてしまいます。
 宗泉寺でも、お寺デ手作り、お盆の合同法要などの大勢になるものや、人同士の距離が近くなるものは心配が大きく、中止にしました。そんな状況でも、お参りに見えたり、懇志やお供えを送って下さったり心配のお電話やお手紙を下さった方もありました。お寺を支えてくださる方がいるのが感じられて、有り難かったです。
 参加者同士の距離を取りやすい行事は、時間を短めに、換気をするなどの対策を取りながら行っています。参加の方は手指の消毒、マスクの着用など引き続き、ご協力をお願いします。今後の状況次第で中止になる場合もありますので、ご了承下さい。
 個別のお盆やご法事については中止や延期の方もいました。近隣の家族だけで小規模に勤めた方もいます。法要の後に本堂で写真を撮って、来られなかった人に見せるという方もいます。迷ったけれど勤められてホッとしたという方もいました。それぞれ悩んで決められたんだなあと感じています。
 まだまだ残暑も厳しく、コロナ対策にも気を遣いで大変ですが、どうぞご自愛下さい。

2020-09-21 | カテゴリー : 雑談 | 投稿者 : stan

2020/05 宗泉寺報 後記 

釋尼光智

 二月の聞法会にいつもより二、三名ですがご参加が増えたり、ご法事を延期しても大丈夫かという問い合わせが徐々に増え、私の周りでも不安が増していることを感じました。

その雰囲気に、東日本大震災直後を自然に思い出していました。直接の被害は小さかった茅ヶ崎でも、原発事故への不安や、食品の買い占めといったことがあり、恐怖感や不安がありました。

今回は感染を防ぐための行動制限があり、また違ったストレスがあるとも感じます。制限の中ですが、家で出来ることで自分をいたわる時間を持ってみてはどうでしょう。

ちょっとした体操、読書や好きな音楽を聴く、手芸や工作など。友達とメールのやりとりをするのもいいかもしれません。人によって色々あると思います。

そうした気分転換の一つとして、お内仏にむかって、今の気持ちを話してみるのはいかがでしょうか。解決方法を教えてはもらえませんが、阿弥陀様は誰かと比べたりしないで受け止めてくださると思います。もっと大変な人もいる、みんなが我慢しているからなどと自分の辛さを無視せず。今自分は辛いんだという気持ちを阿弥陀様の助けをかりて、大切にしてみてください。

2020-05-11 | カテゴリー : 雑談 | 投稿者 : stan

寺報のこと

寺報についてちょっとだけお話を。

 宗泉寺とご縁のあった方で送ってもいいよという方にお送りしている、このお寺の新聞です。年に四回刊行しています。

 内容は、お寺の行事予定。行事報告。仏教についてのお話や、住職の御旧跡探訪の記事。坊守の読書感想文。門徒さんの投稿記事などもあります。

 その時その時で内容は少しずつ違いますが、おおむね上の通りの内容です。

 記事の作成にあまり時間が取れないときは、行事案内と報告がメインになってしまうこともあります。そのせいかあまり参加できなくて申し訳ないと仰る方がいたりして、こちらが申し訳なく思っています。

 ですが!!

 行事に参加できなくても、どうぞお気になさらず。ああ、私とご縁のあるお寺は元気に活動してるなあと思って下さればうれしいです。

 ご法事でお目にかかったときなどに、読んでますと仰って下さる方もいて、励みになっています。

2020-05-05 | カテゴリー : 雑談 | 投稿者 : stan