2022 新盆合同法要・ 盂蘭盆会合同法要勤まる


 

新盆本堂荘厳

7月10日には新盆合同法要を、8月7日には盂蘭盆会合同法要を宗泉寺本堂に於いてお勤めしました。
 どちらも、人数を大幅に絞っての開催のため先着申し込みとし、時間をこちらで決めさせていただきました。皆様のご協力の御陰で無事にお勤めすることができました。ありがとうございました。



法話中の住職

新盆法要の法話
 『仏説阿弥陀経』の中の


 「阿弥陀仏の教えを聞き、阿弥陀仏の名号を心に念じ、声を出して称えることを、一日、(中略)もしくは七日と続けて乱れることがないならば、その人が命を終えるとき、阿弥陀仏が多くの尊いお弟子と共に、その人の前に姿をお見せになります。そのために、命を終えようとしている人は、死の不安を感じることもなく、心を安らかに保ったまま、極楽浄土に生まれることができるのです」(和田真雄訳)

という経典のお言葉をお話しました。南無阿弥陀仏と念仏申せば極楽に生まれるとお釈迦様が説いている経典です。お経って内容があったんだと驚かれる方もいらっしゃいました。



盂蘭盆会法要の法話
 「『戦争と平和』で知られるロシアの文豪トルストイが残した「他人の不幸の上に自分の幸福を築いてはならない。他人の幸福の中にこそ、自分の幸福もあるのだ」という言葉をかみ締めるべきです。」
前日の八月五日にあった広島市長松井一実さんの「平和宣言」からお話ししました。皆で一緒に救われようという大乗仏教の教えを大切にしましょうとお話ししました。


 正午の法要では、今話題の宗教団体と政治の関わりについて、過去に政治と一体になって仏教教団が国策に協力した歴史をお話ししました。


 午後は阿弥陀経に出てくる極楽の鳥達と餓鬼についてお話しをしました。姿は違えども、私達に教えを伝えようとしてくれているとお話ししました。

客間での中継の様子