2021秋 みんなで本を読むー聞法会の報告

 コロナ対策として、距離を取って、時短、マスク着用参加、飲食は無し、本を参加者で読んで感想や疑問を話し合います。

10月16日(土)

 法語カレンダーの『老いが、病が、死が 私の生を 問いかけている』という言葉について二種類のテキストを音読しました。

 お釈迦様の四門出遊のエピソードを中心に、それぞれの筆者の体験や思いを述べた短い文を読んで感想などを話し合いました。

 文中の引用「老病死を見て世の非常を悟る」(『大無量寿経』)という言葉に対して、老病死は非常ではなく日常にあることでは?という意見が出ました。

 この非常は日常ではない非日常という意味ではなく、私達が思っている「明日も来る」という思い込みは間違っているという意味ですというお話をしました。

 他にも生老病死に触れる日々の中で感じたことや疑問を聞かせていただきました。