日付 3月17日(日)
時間 午後1時 法要
午後1時40分 法話1
午後2時25分 休憩
午後2時30分 法話2
午後3時15分 質疑応答
午後3時半 散会
講師 ジェシー釋萌海(京都在住)
プロフィール:スイスに生まれる。キリスト教の環境下で育ったが、教えに納得できず自分の道を模索する中、仏教に出遇う。母の安楽死による心の落ち込みから「命は誰のものか」の問いを頂き、「今いのちがあなたを生きている」という真宗大谷派の標語に出遇い、その教えに惹かれ僧侶として歩み始める。2022年真宗大谷派教師となる。声明やお勤めに興味を持ち、現在准堂衆を目指している。
講題: 「今いのちがあなたを生きている」
母の安楽死による心の落ち込みから命は誰のものか、の問いを頂き、「今いのちがあなたを生きている」という真宗大谷派の標語に出遇う。 私は生を選べない。その私が死を選んでもいいのでしょうか?
人の役に立たなければ、生きる価値がないのでしょうか? 人生の価値、老いていくことについて、考えなければなりません。 悩みがなくなることが救いではない、共に悩めることが救いです。
どのようにして安楽に死ねるのかよりも、どのようにして安楽に生きれるのかを、教えに問いかけたいです。生まれた意義と生きる喜びをを見つけよう、という親鸞の呼びかけに、今私たち一人一人が応えていかなければならなのではないでしょうか?