法語カレンダーの言葉について書かれた短い文章を読みました。
住職が葬儀で急遽欠席のため、正信偈のお話はお休みして、本を読み話し合いをしました。聞法会は、火葬場がお休みの友引の日に予定していますが、この頃はお休み無しの火葬場もあるようです。
2月20日(月)
世の中に
最も度し難いものは
他人ではない この私
稲城 選恵
読んだ文章の中に、おみがきの話が出てきました。出席の方から、子どもの頃にワラの灰を使ってお磨きをしたことやお祖父さんお祖母さんの家での思い出などを聞くことができました。
また、かつては家庭の中心にお内仏があり、生活の中でたくさん南無阿弥陀仏と口にしていた人がいたけれど、今はどうなのかということも話題になりました。昔とは生活様式も変わってきたなかで、それぞれに無理のない形で次世代にお念仏のことを伝えていく難しさを思いました。これまでも、写真やインターネットなど、時代時代に新しく出来たものや制度にあわせて変化してきた部分もあります。大事な部分は伝えていきながら、うまく変えていくことは大変だなと感じています。