2014年

     第二回お寺デてづくり報告    
      十二月に行った第二回目は「簡単ローストビーフ」を作りました。
 世話人の伊川眞理さんに教えていただきながらの調理実習でした。お寺の客殿に長机を出して、カセットコンロ二台を使いました。
 下ごしらえに塩胡椒をすりこんだら、調味料はすべてフライパンで煮立てます。その後はお肉をフライパンで転がしていくだけです。
 小学生二人も参加しましたが、習いながらの下ごしらえも入れて、二十分くらいですべての工程を終えました。調理を終えたら一昼夜たれに漬け込んでから食べるので、作った物は各自持ち帰って翌日に頂きました。
 伊川さんが試したところ、高級な和牛でも、オージービーフでもほぼ変わらないおいしさとのことでした。
 実習終了後は、伊川さんが持ってきて下さった見本を味見させていただきました。とても柔らかくておいしかったです。そのほかにも、手作りのおやつを持ってきて下さった方もいて、楽しいお茶の時間になりました。
 お孫さんを連れて初めて参加して下さった方もいました。今後、お子さんお孫さんも一緒に楽しんでいただけるといいなと思っています。
 次回のお寺デ手作りは、お子さんも楽しめる工作です。お彼岸・永代経法要の後に予定しています。次回は参加申し込みも必要ありませんのでお気軽にご参加下さい。
   
           
     

   
     報恩講・秋のお彼岸法要    
     お勤めをしたあとに、中津功先生にお話をいただきました。お彼岸は、親しい人が亡くなって、自分の人生をはたしとげていくことを考える大切な時期です。親鸞聖人が亡くなっていく時のことが書物には「往生の素懐をとげられた」とあります。素懐(本当の願い)をとげられたとあります。
 先生は、人間は悲しみを抱えたものであり、悲鳴を発するものだと言いました。これだけは言えないという事を誰もが抱えていながら、誰にも言えずに生きているのが人間です。
どんなに仲が良い人にも、このことだけは言えないという秘密があると思います。絶叫したいような生活をしながら、それを堪えて生きている私たちに、本当の願いを成しとげたという親鸞聖人の言葉が響くのだと思いました。
 その後、希望者で念珠ブレスレット作りをしました。「お寺DEてづくり」の第一回目です。門徒さんの伊川夫妻が先生です。せっかくご縁があった皆さんに、もっとお寺に集まって親しんで欲しいという願いからはじまりました。細いゴムひもに一つずつ石を通して、各々違う色のブレスレットが完成しました。気負わず楽しんで参加して頂けたと思います。十二月はローストビーフを作ります。予定表を見てご参加下さい。
   
          
     

   
     聞法会    
      正信偈のお勤めをしてから始まります。お経の練習に来る方もいます。
 『お内仏のお給仕と心得』をみなさんで読んで住職が解説しています。
◇十二月
 テキストの法名と法名軸についての部分を読みました。
 法名に位(ランク)をつけないこと、尼という字について話しました。
 また、それぞれが生まれ育った地域での葬儀や法事で体験したことなど、色々おしゃべりも交えての会になりました。
 今回はいつもより少し人数も多く、初参加の方、続けて参加いただいている方のどちらもいらっしゃって嬉しかったです。
   
     

   
     おみがき報告    
     九月十四日にお寺の仏具のおみがきを行いました。たくさんの方にご参加いただき、一時間ほどで終了しました。御陰で綺麗な仏具で報恩講をお勤めできました。ありがとうございました。
   
         
     

   
     境内を綺麗に―草むしり報告    
     日が当たると汗ばむ日もありました。この頃はすっかり秋めいて、もう寒いくらいです。庭もだんだんと茶色が目立ってきました。
 伸びてきた木の枝を切ったり、残った草を抜いたりしてもらっています。また芝刈り機を持ち込んで頂いて効率よく作業ができました。今度は春になったらお手伝いをお願いいたします。今年一年間、ありがとうございました。

 九月十七日(水) 
駒形信行様
佐藤久司様
藤尾信治様

 十月八日  
伊川直樹様・真里様
駒形信行様
佐藤久司様
藤尾信治様
吉尾美知代様
お仏壇のはせがわ様

十一月十九日
草はほとんど生えていなかったので、伸びてきた枝を落としました。今年も春から再開しますので、ご参加お待ちしております。
駒形信行様
佐藤久司様
お仏壇のはせがわ様

   
              
     

   
    草むしり報告    
     酷暑のなかを水分補給しながら作業していただきました。人間のほうは、参ってしまいましたが雑草は元気で伸びていました。
 参加いただいた方のおかげで、庭が草に埋もれずにすんでいます。
 ありがとうございました。

 五月二十一日(火) 
佐藤久司様
藤尾信治様
駒形信行様
お仏壇のはせがわ様

 六月四日(火)  
佐藤久司様
藤尾信治様
駒形信行様

 六月十八日(火)
佐藤久司様
藤尾信治様
駒形信行様
お仏壇のはせがわ様

七月二十三日(火)
佐藤久司様
藤尾信治様
駒形信行様
水野邦子様
お仏壇のはせがわ様

八月二十日(火)
佐藤久司様
藤尾信治様
   
             
         
     

   
     盂蘭盆会合同法要報告    
     晴天の中、八月四日に盂蘭盆会合同法要をお勤めしました。読経の後、住職がお話をしました。エアコンを入れていたのですが、お参りの皆さんの熱気で、暑さを感じました。また一緒にお経を読んで下さる声に励まされて、無事法要を終えることができました。
 お盆は亡き人を通じて、法要の場で仏法を聞くことのできる大切な機会の一つです。親しみのある行事を通じて、お寺や仏法に親しんでいただければと思います。
   
          
     

   
永代経・春の彼岸法要
 お彼岸中の日曜日に、宗泉寺本堂におきまして永代経法要ならびに春期彼岸会法要が勤まりました。
 法要の後は、東京教務所の小林尚樹先生にお話をいただきました。
 小林先生は親鸞聖人の言葉を書き残した歎異抄の第三条をとりあげて、「悪人が救われるということ」というテーマでお話くださいました。

  「善人なおもて往生をとぐ、 いわんや悪人をや」<歎異抄第三章>
 小林先生には善人と悪人について、自力と他力をキーワードにお話いただきました。
 「悪人」という映画では、静かでおとなしい青年が、カッとして殺人を犯してしまいます。普通の人も原因があれば殺人犯になるならば、悪人って特別な人のことでしょうか?
歎異抄でいわれている悪人と世間で言う悪人は、言葉は同じでも意味が違います。「他力をたのみたてまつる悪人」<歎異抄>。他力を頼むのが悪人です。
 「他力というは、如来の本願力なり」<教行信証>。他力とは如来の願いの力といいます。では自力とは何でしょうか。
 「自力というは、わがみをたのみ、わがこころをたのむ、わがちからをはげみ、わがさまざまの善根をたのむ人なり」<一念多念文意>。自力とは、自分を頼り、自分の心を頼り、自分の力をはげみとし、自分の様々な善き根を頼ることです。善を成すひと、自分の行為を自分の力だと思い込んで当てにすることを自力といいます。
 自分の力を当てにしてもいつか挫折します。七高僧の曇鸞は病気になって不老不死の教えを頼ったが、仏教にであっていたづらに迷いを長引かせる長生きの教えを捨てて、本願の教えをよりどころとしました。

 この法話を聞いて、私は他力の教えを聞きながら、自分の力を頼りにして生きている事を思い出しました。あらゆる人間が自力で生きています。
 その中で自力の船に乗ってると危ないよと教えてもらい。それでも自力の船にしがみつく私が好きになるのが浄土真宗の面白いところです。
 


本堂の仏具を綺麗に磨く-おみがき報告
 三月十六日
伊川直樹様・真里様
佐藤久治様 水野邦子様
村岡みち様・純子様 吉田ヨシ子様 
 たくさんの方にお手伝いいただき、綺麗になりました。ありがとうございました。
  


綺麗に―草むしり報告
暖かくなり、草もぐんぐん伸びてきました。草がよく伸びるこの時期は、月に二回草むしりの作業をしていただいています。植木の手入れなどもしていただき、すっきりしてきました。

 三月十九日(水) 
佐藤久司様
藤尾信治様
駒形信行様

 四月二日(水)  
佐藤久司様
駒形信行様

 四月十六日(水)
藤尾信治様
駒形信行様
吉田ヨシ子様
お仏壇のはせがわ様

 五月七日(水)
佐藤久司様
藤尾信治様
駒形信行様
吉田ヨシ子様
お仏壇のはせがわ様
   


みんなで本を読むー聞法会の報告
本願寺出版部が発行している『お内仏のお給仕と心得』をみなさんで読んで住職が解説しています。
◇二月 お寺でできることを考える
◇四月 お内仏の由来について
適宜、休憩や参加の方同士気楽なおしゃべりも交えての会です。お気軽にご参加下さい。


一月一日に修正会が勤まる
 今年最初の行事は午前十時にはじまりました。
 本堂で、お集まりの皆さんとお勤めをしたあとは、客殿でおせちをいただきました。寺報のおしらせで、持ち寄りを呼びかけたところ、いろいろとおいしいものや珍しいものをごちそうになりました。
 和やかで楽しい一年のスタートになったと思います。
 住職や坊守にとっては年を重ねるごとに、出会った方やこの地域に少しずつなじんできた実感をしみじみ思う行事になってきました。
 ご参加の皆さん、ありがとうございました。
 


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